針原造園

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子供の庭 紙風船 おもちゃ

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子供の庭 紙風船 おもちゃ

さくらで心がウキウキする季節が過ぎて、新緑の季節がやってきています。
遠くの山をみてみても萌黄色でキラキラして明るくて色も素晴らしく綺麗ですね。

最近は滋賀県にいることが多くて朝高速を乗っていると近江富士も見えてきたりで
山の高さは富士よりも小さいけど、形の存在感はやはりすごいですね。

お寺の子供達が作っていたお庭がありました。
なにかをマーキングして囲ったりでとてもかわいいですね。
白い石で四角に囲ったりもしていて、とてもかわいいです。

囲った内部の石に沿って苔で内部をデコレーションする。

敷地の中に景石を配置。

お庭の敷地の角に植栽をしてみる。

まさしく庭園の定義そのもので、自然の縮図そのままです。
こんなに小さい子供の中にも境界線、お庭は囲われた場所であることが自然に学習されているのは
すごいことだと感じ、

どんなに広い庭園でも何かで囲まれてプライバシーが大事であるのですが。
それを当たり前に理解しているのはびっくりしました。

結局なんだかんだで面積に関わらず庭園は何かで囲まれています。

知人に子供の時に遊んだ記憶がある懐かしいおもちゃを見せて頂きました。
風船を口で膨らませて、ビーって音が鳴るおもちゃ、けん玉、何かふわふわと球を浮遊させるおもちゃ。
懐かしかったんですが、今の子供たちが一度でも遊んだことがあるのか?
少し疑問を覚え、寂しさを強く感じました。
でもこうやって何か工夫して外で小石でお庭を作ったりしてる子供もいるので人それぞれと
言えば話が終わってしまいますが、子供たちの感性はすごいですね☆
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