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日本語
自然のなかで感性を磨くという事
私は生まれ育った自然に囲まれた故郷に帰った時には、
山では木々の息吹、水の光、瀧の音、鳥の囁きなどを感じながら、自らが自然と一体となる事を心がけています。
海ではリラックスした雰囲気を楽しみながら、天然の色、素足に触れる砂の感触、波や風の音色、軽やかな自然を感じています。
研ぎすませた五感、その全てを集中させることで初めて、自らの手で自然の美を生み出す事が出来ます。
庭園とは自然そのものの再現ではなく、人が為すもの
庭園とは自然そのものの再現ではなく、人が為すもの。
作庭とは自然そのものを再現する事ではありません。
あらゆる要素が複雑に交錯する自然の中から、理想の世界を引き出して表現する事です。自然の世界を活し、努力し創作し、芸術的にヨリ傑出した世界を「つくる」ことが作者としての誇りなのだと思います。庭園は抽象的な芸術で、絵画性を含み、造形・機能的であり、神秘的な自然のエッセンスを伝えるもので有る必要があります。
絵画的に庭園をつくる
現実の具象から完全に解き放たれた理想の美、絵画。絵画の世界を、奥行きあり五感全てで接する庭園に顕すことができれば、これほど素晴らしいことはありません。室町時代、聖とまで崇められた画家、雪舟もその魅力に魅せられた一人で、絵画的手法を活かし素晴らしい名園を作っています。雪舟は庭園において、絵画の表情そのままに石組みで表現する事で、絵画の立体化を極めました。私は作庭家として、緩急、リズムをつけて庭園を立体的に「えがく」ことを心がけています。
瞬間を尊重
一方で、デザインというものを考えるとき、フラワーアレンジメントやインスタレーション(屋内外の空間を一時的に変容させること)は素材の最高の瞬間を求められるものが多く、更に期間が限られているため有機質、無機質問わず消費期限が限られているものも材料として使う事が出来ます。例えば一日しか綺麗な状態を保てない花も材料として使う事が出来ます。これはある意味オルタナティブな(新しく、型にはまらない)ものとして大切な役割を引き出す事が出来ると思います。そのビジュアルに込められたメッセージは、その素材の限界や国境さえも超越して人の心に響くことも事実です。見た人が気づいたとたんすっと引き込まれ、空間全体を作り手のものとしてしまいます。
 
庭園は一年中違う表情を私たちに見せてくれて心を長閑(のどか)にもしてくれます。そして、庭園は日々の世話を通じて主によって高められ、と同時に主を育てるものです。そこには確かに、人の心、芸術を生み出すものと人の手、世話することを通し、学び成長し楽しめるものが存在しています。瞬間ではなく末永く私たちと共に育つのが庭園です。
ものをつくる
生活に即してクリエイトしデザインすることが「ものをつくる」ことと考えるならば、その調和と融合こそが私の目指すべき「ものをつくる」ことであると思います。料亭の庭園は食事の一部としてお客様をもてなし、寺社仏閣の庭園は仏道、神道の一部として人の心を豊かにしています。
大きさを問わず寄り添いながら共に成長できるように暖かく、かつ、突き抜けていて、シンプルで、奇麗で、上品な、人々の心を豊かにし人生を美しくするものを生み出していきたい。見る人皆に愛を感じ、与えられるものをつくっていきたい。
日本語
日本では様々な理由で庭園が失われ、保存されているものでもその多くが一部又は大部分が荒廃して、古庭園でも完全に保存されているものは少ないのが現状です。
庭園は諸芸術と同じように大陸から渡来し、現在日本では日本庭園が洋風庭園の一部を折衷し発達しています。必ずしも日本に優秀性があるだけでなく、世界それぞれの民族性が文化の傾向を生み、銘々の発展変化を経て,素晴らしい庭園が世界中で出来ています。
庭園に携わるものは芸術に対する理解力を高め、専門家として間違った文献に左右されずに庭園を研究する義務があります。庭園は世界の大きな文化資材であり、平和の象徴でもあると思います。
庭園は生きている芸術作品であり、保存には骨が折れる点が多いが建築などのように焼失する事はありません。
専門家は自己を鍛錬し、
時代に合わせたそれぞれの作者の意図を理解して、
庭園を作り、維持管理、修復をする必要があります。
庭園を正しい形でその時代に合わせて
作り、守る必要があります。
日本語
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